黒川 美香子
エンプクカフェオーナー。
佐賀県・有田町出身。美と健康に関して20年以上学び2023年9月、カフェ「enpuku(エンプク)」をオープン。

美と健康を学び、「食」の世界へ
20年来、美と健康について様々な角度から学び研究してきました。その中で食事をはじめ、運動、睡眠などの生活習慣が大きく影響しているということに行き着いたんです。それでまずは「毎日の食事から見直すことが『美と健康』の基本だ」と思い、「食」に重点を置いて、店舗を構えてしっかりと事業をしたいと考えるようになったんです。
店舗探しには1年ぐらいかかりました。当初は佐賀市北部の古湯温泉辺りで一軒家や古民家を探したりしましたが、地元の有田町でもなく佐賀市中心部を選んだのは、アクセスの良さを一番に考えた場所がいいだろうというアドバイスもあって、佐賀市中心部であれば福岡をはじめ、幅広く来ていただきやすいだろうと判断しました。 私は佐賀市内のことはあまり知らなかったので地元の方にいろいろ教えてもらおうと思って、佐賀市内を中心に街の活性化を目的に活動されている「まちづくり機構ユマニテさが」が主催する見学会に参加しました。空き店舗を10件近く周ったのですが、ピンと来たのが、今の店舗でした。ロケーションをはじめ、通りの雰囲気も、そしてすぐ近くに佐嘉神社もあって良いところだなと感じたんです。
2023年9月12日に念願のオープン!
「enpuku」という店名の由来は、「縁ありて福となる」との言葉から。いろいろなご縁をいただいて当店をオープンすることができたこと、人生は全てご縁でつながっているとの想いから名付けました。

無事にオープンを迎えてからは怒涛の日々で、改善、改善の連続でした。メニューも最初は2種類だったのですがかなり増やしましたし、振り返ると「体に良い」ということにこだわりすぎていたと思います。そこで、カフェの経営として成り立つのか、仕入れや価格とのバランス、 調理する時間や手間、自分だけで突っ走っても自己満足で終わってしまうのでは・・・。自分がやりたいことを持ちながら、お客様が喜ぶ食事とはなんだろうと模索し続け、どんどんメニューの開発をしていきました。
また、ダイエットをしていたので自分を実験台にして、いろいろ研究もしました。16時間は何も食べず、それ以外の8時間では何を食べてもいいというダイエットで、食べたもの、あるいは食べなかったことによる体重の増減を朝、昼、夜と体重を測りながら、「これは太る」というものを取り除いていきました。それに、噛むことも大事です。体の外側の筋肉は鍛えられても、体の中の筋肉は噛むことで鍛えられるんですよ。
そうやってオープンから改善を重ねて、できたのが今のメニューなんです。米粉のホットケーキなどのスイーツも揃えていますし、ご近所のお客様が気軽に利用しやすいようにテイクアウトも始めました。
「蒼の元米(あおのげんまい)」とは
当店の目玉食材とも言えるのが、岡山県で自然栽培されている玄米「蒼の元米」です。取り扱っている社長ともご縁があり、出会うことが叶いました。もう50数年、「食」のことを研究されている方で、「蒼の元米」は女優さんやモデルさんも食べているし、美容系の雑誌などにも紹介されていますが、恐らく全国でも取り扱っているのは3~4店舗ぐらいだと思います。お客様の中には「ここに『蒼の元米』があるんですか?」と、うれしそうに購入してくださる方もいるぐらい、知る人ぞ知る素晴らしい食材です。